ネパールでクマリを見る方法3選(カトマンズ・パタン・インドラジャトラ(祭))

広告を含む記事です。

ネパールには、クマリと呼ばれる生き神として崇められている少女がいます。クマリは足を地面につけず、しゃべらず、笑わずです。クマリが移動するときは、男性が抱えて移動させます。

初潮を迎えるとお役目を終え、僧侶のカーストから選ばれた別の少女に交代します。私が見た3人のクマリは、いずれも7~9歳ぐらいでした。

ネパールの村や街毎にクマリがいます。カトマンズのように厳格な国の代表とし存在するクマリもいれば、小さい街ではお祭りなど、行事の時だけのクマリもいるようです。

1.カトマンズのクマリを見る方法

カトマンズのクマリは特別です。国を代表するクマリになっていて、ダルバール広場にあるクマリの館に住んでいます。一日2回(午前11時頃、午後4時頃)窓から顔を出します。

ダルバール広場の入場料が必要

ダルバール広場に入る際に、外国人はブースで入場料を支払い、首にかけておきます。ゲートはがないので、入れてしまいますが、見回っている軍の方がいるので、すぐ入場料を支払ったか聞かれてしまいます。

クマリの館に入ってすぐの、広場正面の窓(↓赤丸)です。クマリの写真撮影は不可です。顔を出してくれたのは、体感で20秒ぐらいだったかな。(写真撮影不可)

写真撮影ができないため、クマリのお出ましが終わって、館を出ると、クマリの写真の絵葉書を売る方が寄ってきます(笑)

2.パタンでクマリを見る方法

街ごとにクマリ(幼女の生神)がいるのですが、パタンにいるクマリには、なんと、個人的に謁見することができます!謁見の際には、お賽銭(200ルピー程)をクマリの足元にあるお皿に置いて、ひれ伏すようなお辞儀をすると、クマリがティカ(色のついた混ぜ物)をおでこにちょん、とつけてくれます。写真もokでした※要事前確認。

※「ティカ」を付ける行為は、幸せがきますようにという意味合いがあります。

パタンは、カトマンズの南側にある世界遺産の古都です。街並みが雰囲気があって素敵です。

クマリの館Living Goddess Kumari House

場所は、パタンのダルバール広場から300mぐらい、普通の道路沿いを歩いた↓の場所です。

ダルバール広場から歩いたら、左側にあります。入口はこんな感じ↓

門をくぐって、さらに↓の緑〇の入口から入ります。(靴を脱いで入ります

私が行った時間は、お昼11:40ぐらいです。午前、午後で決められた時間に会えるようです。平日でしたが、前に1~2組外国人?がいましたが、特に混んでる様子はありませんでした。

クマリは地面に足を付けてはいけないので、大きな器みたいなものに足を入れています。

3.インドラジャトラ(祭)でクマリを見る方法

ネパールの首都、カトマンズで毎年9月に行われるお祭り「インドラジャトラ」では、クマリが山車に乗って、街中を練り歩く様子を見ることができます!

しかもカトマンズ、パタン、もう1つ近郊の街の3人のクマリを同時に見ることが出来るのです。
普段謁見する場合には、無表情のクマリを少しだけしか見れないのですが、このお祭りでは、飲み物を飲んだり、人間味ある表情が垣間見れます。しかも写真撮影OKです。

実際に私が行ってきましたので、↓渾身のレポをご覧ください。

【ネパールのお祭り】インドラジャトラに参加して、生き神様”クマリ”を見てきた!

【ネパール】入国ビザ、esim、おすすめのカトマンズのホテルなど総合案内します。