タイガーエアで日本国内地方都市→台北行きの飛行機が、機材故障で欠航になりました。その際、タイガーエアの対応と、どういう流れになったのか、備忘録的に書いておきたいと思います。
機材故障での欠航が発表されるまで
台湾からの飛行機が無事到着し、搭乗口で搭乗案内を座って待っていたところ、しばらくしてアナウンスが。
「機材のトラブルのため、もう少しお待ちください。」
このアナウンスがしばらくは２０分おきぐらいに流れていたが、３時間ぐらいしたら、もうアナウンスさえもなくなった。乗客は焦りと諦めが入り混じる。
１５：５５発の予定だったが、１９：３０頃にいよいよお腹が空いてきた。唯一のお店である小さな免税店でお菓子でも買おうとお店に入ったら、店員さんが、「飛行機が飛べない今の状態では、物を買っていただくことはできません。飛べると決まってから、お店を再開します。」と言うではないの！
唯一買えるものは、待合にある飲料の自販機があるだけ。あー、予備のお菓子を買っておくべきだった！と痛感。
２０時ぐらいになって、タイガーエアの職員がペットボトルのお茶と水、災害用のパン（賞味期限が長い）をテーブルに並べだした。
これでは、腹の足しにはならないけど、ひとまずもらう。
さらに、３０分ぐらいして、欠航になったとのアナウンスが。どんなに遅くても飛んでくれればと一株の望みを持っていたけど、ここで絶たれた。機材故障の欠航が発表されるまで、４時間半程かかった。
欠航の保障はしてくれるの？
日本人には、15000円を支払うと言う。銀行口座を書く紙がテーブルに置かれ、一人１枚もらう。乗客の８割方台湾人だったが、台湾人には１泊２食分、空港とホテルまでの往復交通費の領収書を元に、実費で支払うという説明書きもテーブルに置いてある。
そして、翌日午前１１時に飛行機が飛ぶとのこと。部品が届くらしい。キャンセルする場合には、別途係員に申し出てくださいとのこと。台湾での１日目の夕食が食べれなくなったけど、翌日１２：４０（台湾時間）には台北に着くなら、良しとしよう。ほっと、胸をなでおろす。
説明が少な目で、結局、複数の日本人が係員に質問をしていた。しかし、大半の台湾人は、のんびりしている。係員に詰め寄る人は一人もいない。台湾人の穏やかな国民性に驚く。以前、中国本土で、３時間飛行機が出発しなかった時に、大半の人が立ち上がって、「金返せ！」コールをしていたのとは大違いだ。
ホテルは自分で予約する必要があり、街中までは、タイガーエアがバスを用意してくれた。
出遅れた私は、バスの２便になってしまったため、バス乗り場で１時間近く待つはめに。その間に、スマホでホテルを予約した。
ご飯を食べてホテルに到着したのが、２３時くらい。大変な１日となった。
就寝前に、タイガーエアからメールがあり、領収書を出せと書いてある。ん？そんな説明なかったけど、１５０００円プラス実費が出るのか、領収書がないとそもそも何も支払って貰えないのかどっちなんだ？
ホテル代は、agodaへの支払いにしたため、ホテルで領収書がもらえず、翌朝メールで届いたadodaのホテルの領収書を、コンビニでスマホから印刷して空港に向かった。
チェックインの際に、質問したら、家に帰った人は、領収書なしで１５０００円振り込まれ、ホテルに泊まった人は、領収書で実費払い（上限１５０００円）＝台湾人向け案内と同じになるらしいと分かった。手続きは、台湾についてから書類を出してくださいと言われた。
ふむふむ。日本人は、家に帰ったと言えば、領収書なしで、上限の一人１５０００円が振り込まれる。
結局飛行機は、翌日午前１１時に予定どおり飛び立ち、台北に到着してから、係員が待ち受けており、銀行口座を書いた紙を渡して手続き終了。いつ頃振り込まれるか聞いたところ、定かではないが、１か月後ぐらいになるという。※追記 無事1か月半後に振り込まれました。
地方空港で飛行機に乗る時の注意・まとめ
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- 飛行機に乗る前に、長時間待たされることに備え、お菓子等食べ物を持っておく。（出国手続きをした後のため、売店がない空港の場合、外には出れない）
- 暇つぶしできるもの（本、動画、ゲーム等）を持っておく。
- 銀行口座が分かるもの（銀行のアプリを入れておくと便利）を用意。
- 欠航を証明するもの（欠航になったという搭乗口の案内等）をカメラで撮っておき、泊まる予定だったホテルへのキャンセルメールに添付する。（欠航のためキャンセル料を免除してもらうため）私は楽天トラベルでの予約だったため、日本語で連絡ができて良かった。
- 海外で欠航騒動に巻き込まれたときのため、wi-fiは必須。
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こちらのe-simは、日本からau回線を拾って使えて便利でした。
いかがでしたか？海外旅行にトラブルはつきものですが、備えあれば、憂いなし！enjoy!
