シンガポールの2大無料ショー『ガーデンラプソティ』と『スペクトラ』があります。
それぞれ15分づつのショーですが、特にスーパーツリーの光&音楽のショー『ガーデンラプソティ』は幻想的で、シンガポールでしか見れないショーですので、見る価値大です。
歩いてそれぞれのショーへ移動でき、一気に1日で2つショーのはしごができるため、滞在日数が少なくてもご安心ください。
また、どの時間帯がオススメなのか、混雑状況など、実際に2019年7月に行ってきましたので、レポートいたします。
■目次
ガーデンラプソディ(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)への行き方
まずは、超オススメの『ガーデンラプソティ』が行われるガーデン・バイ・ザ・ベイの説明からスタート。
地下鉄MRTで行く場合
最寄り駅は、マリーナベイサンズの目の前、ベイフロント駅(MRTサークル線とダウンタウン線の交差駅)です。駅を降りたら、”Gardens by the Bay”の標識を見ながら歩いて行きましょう。
ドラゴンフライブリッジDragonfly bridgeを渡ったら、もうガーデン・バイ・ザ・ベイです。ドラゴンフライブリッジからは、大きなトンボ(英語でドラゴンフライ)の置物が池にいるのが見えるので、今渡っている橋は、ドラゴンフライブリッジだと確かめられます。
タクシー/grabで行く場合
運転手に、「ガーデンズバイザベイ」へと言えば、OKです。大抵はクラウドフォレストの南にあるビジターセンター近くの、ドロップオフ(降車場所)で降ろしてくれると思います。ガーデン・バイ・ザ・ベイの中心地で降りることができるので、一番確実で早いです。日中はかなり暑いので、タクシーやgrabもオススメです。
ガーデンラプソティの時間は?
毎晩2回、15分間の開催です。
- 19:45~20:00
- 20:45~21:00
ガーデンラプソティは何時~がオススメか
ズバリ、20:45~のショーが断然オススメです。理由は次のとおりです。
真っ暗になる時間が一番綺麗
ガーデンラプソティというショーは、スーパーツリー(巨大な人工の木)の音楽に乗った光のショーのため、完全に暗い時間がベストタイムなのです。
日の入りから大体1時間後に真っ暗になりますが、シンガポールの日の入りの時間は、19:00~19:20ぐらいです。そうすると、夜8時~8時20分ぐらいに真っ暗になります。つまり、19:45~のショーだと完全に真っ暗にはなっていないのです。
日中に熱した地面が冷める時間が必要
ショーは、地べたに座るか寝転んで見ることなります。シンガポールは年間通して日本の夏のような気候(最高気温30度超え)で、日中はとても暑いです。20:45~のショーでも地面にまぁまぁ熱さの余韻が残っていたので、19:45~のショーだと結構熱いと思います。
ショーを見る際には、寝転んだ方が良く見えるのですが、地面が熱いと寝転ぶことができませんので、ご注意を。
ガーデンラプソティはどこでやるの?
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの中心にある、スーパーツリーが集まったエリア(↓地図の〇で囲ったところ)で、ショー(ガーデンラプソティ)は行われます。
ガーデンラプソティはどれぐらい混雑するの?
かなり混雑はするのですが、ショーは地べたに座って見るので、スーパーツリーの下であれば、どこからでも見れます。無料のショーですので、席が限られてる訳ではありません。ご安心を。ショーの開始時間直前でも、どこにでも座ってしまえば大丈夫です。
ガーデンラプソティを見るベストポジションと場所取り時間の目安
どこからでも見えるのですが、ベストポジションという場所があります。↑↑さきほどの地図の〇で囲ったエリアのオレンジの矢印のあたりです。
スーパーツリーの中でも、特別大きな木が3本あるのですが、その木がメインで光り輝きます。その3本の木を全て見渡せて、さらには、マリーナベイサンズまで写真に収めることができるのです。
オレンジの矢印は、具体的に言うと、真ん中の特別大きな木の向かい側の木のたもとです。そこにはベンチがあるため、一番人気です。この場所を狙うならショー開始の30分前には到着したいところです。
ガーデンラプソティの感想
ハッキリいって、とっても良かったです!近未来的なスーパーツリーだけでも「おお!」となるのですが、それが音楽に乗って、イルミネーションが次々と変わっていき、感動的に素敵でした。シンガポール旅行中で一番の思い出になりました。
演目(曲)は何か月で変わるらしいのですが、私が行ったときは、有名なワルツの曲でした。最後に向けて段々盛り上がって⤴いき、最後は曲と共にイルミネーションが最高潮に輝きました!
いままで、いろんな国で代表的なショーを見てきましたが、ガーデンラプソティは、スーパーツリーに加えて、バックにマリーナベイサンズがあるという、イルミネーションのショーとしては、唯一無二なタイプのショーです。シンガポールに行ったら、必見です。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイまでせっかく行ったのであれば、是非園内のクラウドフォレストやフラワードームなども見ることをオススメします。
スペクトラの場所は?
シンガポール2大無料ショーのもう1つは、『スペクトラ』噴水&光&音楽のショーです。
↓写真の★印がスペクトラが行われる場所です。マリーナベイサンズの目の前の海上です。
マリーナベイサンズ前のイベントプラザ(↑右側の〇)が、目の前で見えるベストポジションです。マリーナベイサンズ真ん中あたりから、海に突き出した階段状の広場です。
マリーナベイに面した場所ならどこでも見えますが、対岸のマーライオンあたり(↑左側の〇)でもキレイに見え、マーライオンとマリーナベイサンズとショーのコラボ写真が撮れる場所です。マリーナベイサンズから出るレイザー光線も見えやすくなります。
スペクトラの時間は?
毎晩2回、金・土曜日には3回開催されます。時間は15分間です。
- 20:00~20:15
- 21:00~21:15
- 22:00~22:15(金・土曜日のみ)
スペクトラの混雑状況と場所取り時間の目安は?
確かに混雑するのですが、マリーナベイサンズ前のイベントプラザは、かなり広いスペースで、階段上になっているので、たとえ後ろの方になっても良く見えます。
私の場合は、ショー開始の20分前に到着しましたが、結構前の方に座ることができました。ほどほどのところで見るなら、15分前ぐらいに到着すると良いでしょう。
スペクトラの感想
マリーナベイの高層ビル全体での光のショーなので、規模が大きく、全体的には良かったです。(香港の「シンフォニー・オブ・ライツ」に似ている)
しかし、噴水にプロジェクションマッピングが映るのですが、この映った写真が「ん?人の顔?」どんな繋がりがあるの?という少々纏まり感がイマイチだった気がします。
「噴水」があがるという点では、ラスベガスのベラッジオホテルの噴水ショーがあまりにも素晴らしかった(有名なクラシック音楽に乗って、噴水がまるで生きているかのように動き、迫力満点)ので、それを見たことがある人は、少々物足りないかな、と思います。
ただ、マリーナベイサンズからレーザー光線がマリーナベイに出るのは迫力があります。それを見るためには、マリーナベイサンズの対面側(マーライオンあたり)から見ると良いかもしれません。
ガーデンラプソディとスペクトラをはしごするパターンと移動時間
徒歩13分ほどで移動できます。
【注意点】先にガーデンラプソディから見る場合には、帰り道はみな同じなので、人の流れに着いていけば良く道順も簡単なのですが、先にスペクトラを見る場合には、人の流れが1つではないため、ガーデンラプソディのやるガーデンバイザベイまで行ったことがない方は、徒歩20分以上見た方が良いでしょう。
はしごパターンとしては次のとおりです。(2つとも入場券を買う必要はないため、ぎりぎりに到着しても見れます)
- 19:45~20:00ガーデンラプソディ ⇒ 21:00スペクトラ
- 20:00~20:15スペクトラ ⇒ 20:45ガーデンラプソディ
- 20:45~21:00ガーデンラプソディ ⇒ 22:00~22:15スペクトラ(金・土曜日のみ)
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