カンボジアのシュムリアップ(アンコールワットのある町)のホテルは、どこもクチコミが良いけど、一体どこが良いの?と迷いますよね。
私もトリップアドバイザーやbooking.comのクチコミや、行ってきた方のブログを読んで、散々迷いました。
そこでたどり着いた結論は、シュムリアップならではのおもてなしを感じられる、部屋数の少ないスモールラグジュアリーなホテルでした。
その中でも今回泊まったソーケク ブティック リゾートホテルは、リーズナブルなのに素敵で快適な滞在ができましたので、詳細を書いていきたいと思います。
■目次
何故、ソーケク ブティック リゾートがオススメなのか
- 静かな滞在ができる。小さなホテルのため、大陸の団体客がいません。
- おもてなしが素晴らしい。スタッフの方がフレンドリーで観光から帰ってきたら、毎回どこに行ってきたの?と笑顔で聞いてくれて、冷たいおしぼりを出してくれます。少しツアーの送迎を待っていると、すかさず冷たい水を出してくれたり、無料でチェックアウト時間を伸ばしてくれました。マッサージでちょっとしたトラブルがあったのですが、こちらが恐縮するぐらいな対応をしていただきました。良い滞在をして欲しいという気持ちが全力で伝わってきました。
- プールが素敵。海水のプールは、人が少ないため、毎回貸し切りで楽しめました。
- ホテルのデザイン・植物が素晴らしい。
- シャワーのお湯の出がばっちり。
ロケーション
シュムリアップ空港からタクシーで20分弱、トゥクトゥクで30分弱です。
ホテルに無料のトゥクトゥクでの送迎が付いていたため、運転手が空港で、私たちの氏名を書いたボードを持って待ってくれていました。とても感じの良い方でした。
車での送迎を希望の場合は、ホテルが10ドル(片道)でアレンジしてくれます。(空港からのタクシー料金と同じ額)暑さと砂ぼこりに面食らうので、行きは車を頼んだ方が良かったと思いました。帰りはトゥクトゥクに慣れていたので、大丈夫でした。※雨季の場合は特に、プランにより最初から車での送迎が付いている場合もあります。
予約サイトから予約すると、すぐにホテルからメールが届き、送迎の時間を聞かれ、トゥクトゥクや車の貸し切り観光の料金表を送ってくれます。対応が良かったです。
街の北部アンコールワット寄りに位置するので、ホテルからアンコールワットへ行く場合、トゥクトゥクで20分程と他のホテルより近いです。ツアーでの送迎は、行きは最後に拾ってもらえ、帰りは最初に降ろしてもらえる好位置です。
お店がたくさんあるナイトマーケットやパブストリートへは、歩いては行けないため、トゥクトゥクで8分程-2ドル(片道)で行きます。繁華街とは離れているため、静かな滞在ができますよ。
部屋のタイプは何種類あるの?
お部屋は良い順に、
- ホームスイート(ワンベットルームビラ)-95 m²
- ソーケクスイート(エグゼクティブスイート)-85 m²
- テラススイート(スイートwithテラス)-60 m²
- ジュニアスイート-60 m²
- デラックスバルコニー(デラックスダブルルームwithバルコニー)-46 m²
- デラックスダブルルーム-35 m²
- デラックスツインルーム-35 m²
※( )書きなしは、公式HPでの名前、( )内はBooking.comでの名前-わかり安くランクを想像できるようにしている。
私が泊まった2019年7月でのお部屋の料金は、ツインルーム6800円~ホームスイート12300円でした。(5ヶ月半前に予約)カンボジアは物価が安いので、お部屋の広さに対して、びっくりするぐらい安いですよね。なお、早めに予約した方が安いです。
オススメのお部屋は、スイート系のお部屋
公式公式HPより
何故、他のお部屋よりもオススメなのか
- プールが目の前なので、濡れたままお部屋に戻ることができます。スイートではないカテゴリーのお部屋は、メインビルディングの中にお部屋があるので、水を垂らしながら帰るわけにはいきません。
- 日本の感覚からでは、激安と言える値段でスイートに泊まれる。(時期にもよるが、一番上のホームスイート(ワンベットルームビラ)に1泊12300円で泊まりました)
- とにかく、お部屋が広い!
- 窓からプールが見えるので、プールに人がいないときを見計らって、プールに行くことができます。
- ホームスイート(ワンベットルームビラ)の場合は、上や隣にお部屋がないので、静かに過ごせます。2階建の2階部分全てがお部屋です。
ホームスイート(ワンベットルームビラ)の設備
・シャワーは面積の大きいレインシャワーです。お湯の出もバッチリでした。囲いがないのですが、お風呂スペースが広いので、お湯が飛び散っても問題なかったです。バスタブにお湯を貯めた後でも、お湯の出はバッチリでした。濡れた水着は、巨大バスタブにかけて乾かしていました。
・備え付けのドライヤーは、パワーがあり、すぐ乾きました。
・コンセントの形状は、日本のプラグがそのまま差せるユニバーサルデザインでした。
・冷蔵庫は空ですので、買ってきた飲み物をたくさん冷やしておけます。
トイレは、広くキレイで、トイレットペーパーを流すことができます。シュムリアップでは、ほどほどのホテルでも流せないところもありますので、要注意です。
アメニティ
ビン入りのお水が2本と、洗面所にもさらに2本あります。湯沸かし器で沸かしてコーヒー、紅茶が飲めます。
シャワールームには、シャンプー、シャワージェルがあり、レモングラスの香りに癒されました。
プールはおしゃれで快適
L字型になっており、長いところで10~15mあります。横に広がってる部分は浅くなっており、子供でも楽しめます。
海水のプールは、人が少ないため、毎回貸し切りで楽しめました。カンボジアは暑いので、観光の合間や、終わった後に泳いでクールダウンすることをオススメします。
↑写真はホームスイートのお部屋から撮りました。
お・も・て・な・し
チェックイン
まず座って、パッションフルーツの冷たいジュースとおしぼりを出してくれました。ストローはレモングラスで作られており、エコを意識されていました。スタッフは礼儀正しく、笑顔でフレンドリーでした。
アロマオイル
夕食に出かけている間に、ターンダウンサービスがあり、アロマオイルをお部屋と洗面所の下に焚いてくれます。匂いはイランイランでした。
毎日お部屋にフルーツ
お部屋にマンゴー、ドラゴンフルーツ、バナナと毎日違うフルーツが置いてありました。
冷たいおしぼり・お水
観光から戻ってくると、その度に冷たいおしぼりをだしていただき、どこ行ってきたの?等話しかけてくれました。
ツアーのピックアップを待っているときには、すかさず冷たいお水を出してくれました。
チェックイン後にお土産
チェックイン後に、バナナチップをお土産にいただきました。
全体的に、日本のサービスよりも上です。
ホテルのグリーン、お花が素晴らしい
ホテル入口。到着すると、守衛さんからフロントに連絡がいき、私たちがフロントでカギをもらう頃には冷たいおしぼりが用意されています。
このお花がホテル入口、ロビー、レストランに飾ってあり、いつ見てもみずみずしかったです。
プール近くにはプルメリアのお花や、このお花が咲いていました。毎日専門の方が、緑のお手入れをされていて、どこを見ても素晴らしかったです。
朝食
朝7時~ホテルのレストランでいただきます。アラカルトメニューから、好きなだけ頼むことができます。私はクメールワッフル(米粉のワッフル。添えられているバターが絶品)、バナナキャラメリゼ、バナナのベーコン巻き、フルーツプレートが好きでした。飲み物もジュース、紅茶、コーヒーを好きなだけ頼むことができます。
このレストランは、エアコンがあります。他のほどほどのホテルでも、エアコンがないレストランがありますので、朝から暑いカンボジアでは、ホテルにいる間だけでも涼むことができるのはありがたいです。
ホテル専属のトゥクトゥク
最終日に、3時間のアンコールワットとアンコートトムを回るトゥクトゥクをアレンジしていただきました。ドライバーはとても感じが良い方で、途中で冷えたお水をくれたり、写真をとってくれたりしました。
ホテルに戻ったら、ドライバーはどうでしたか?と聞かれたので、良い方しかホテル専属に残れないのだと思います。
夜にパブストリートへ行く際も、スタッフに言えばすぐ専属のトゥクトゥクに乗せてもらえます。(片道2ドル)
ホテルへ戻るときは、そのへんにいるトゥクトゥクドライバーを捕まえます。大抵の方は、ホテルの詳しい場所を知らなくても、乗れと言うので、こちらでグーグルマップを見て、左折して等と指示して到着しました。
パブストリートからホテルの行き方は、メインのシヴォタ通りを8分ぐらい北上し、チルドレンズホスピタル(ジャラヴァルマン7世病院の北隣り)の北角を左折してもらいます。そこから3本目を右折して20m程行った左手がホテルです。
ホテルの場所が分からないと言われたら、チルドレンズホスピタルは分かる?と聞けば大抵分かります。
↓ぶれましたが、チルドレンズホスピタル(大きい病院です)
イザというときに便利なwi-fiレンタルは、global wi-fiが安いのでいつも利用しています。
最後に
世界中にある有名な5つ★ホテルもありますが、せっかくカンボジアに来たので、是非おもてなしが感じられる小さめのスモールラグジュアリーなホテルを選んでください。
ケーソクブティックリゾートは、小さいながらも隅々まで気を使っており、とっても快適に過ごすことができました。
オーナーやスタッフの努力が感じられます。
また、スタッフは片言ですが、覚えた日本語を話してくれ、仲良くなろうという気持ちが感じられます。英語があまり話せなくても、スタッフは優しいので、大丈夫です。
では、enjoy!