カンボジアのアンコールワット遺跡群に、雨季の7月に行ってきたので、全体的な旅行記を作ってみました。
「行ってよかった！日本人に人気の海外観光スポット ランキング 」で他の絶景スポットを抑えて、毎年１位になっているアンコールワット！
「えっ？１位？？」と意外に不思議がられる場所。どこがそんなに良いの？と前から気になっていたので、行ってきました。
何が人気の秘密なのか。—それは、遺跡のクオリティが半端なく高い、旅行のコスパが良い、治安が良い、日本から程よい距離、そしてほとんどのホテルのホスピタリティが素晴らしいのです。
ちなみに、カンボジアのベストシーズンは、乾季でかつ気温も暑すぎない１１月～１月です。日本が夏休みの期間は、雨季（５月～１０月）で、９月が最も雨量が多いです。ただ、東南アジアの雨はスコールがザッと１時間程降るだけなので、今回７月に思い切って行くことにしました。
結果、2019年７月の滞在中は雨が降らず、帰りの空港でスコールがきて、飛行機が１時間ほど遅れたぐらいで、十分満喫できました。もし観光中にスコールに合ってしまっても、凄い暑さのために、服もすぐ乾くので、心配はいらないと思います。
それでは、アンコールワット遺跡群の観光、遺跡があるシュムリアップという町での過ごし方、買い物、注意点など、書いていきたいと思います。
■目次
アンコールワットの日程（飛行機のルート）※自己手配
１日目：ベトナム航空 関空10：30→ホーチミン（サイゴン）13：40（乗り継ぎ）16:20→17：30シュムリアップ着。
ホテル：シュムリアップ／ソーケク・ブティック・リゾート４泊
2日目：コンポンポロック（湖）とベンメリア遺跡観光（クロマーツアー利用）
3日目：アンコールワット遺跡、アンコールトム遺跡、プレループで夕日鑑賞、アプサラディナーショー鑑賞（クロマーツアー利用）
4日目：バンテアイスレイ、高床式民家訪問（クロマーツアー利用）
5日目：シルクエアー シュムリアップ16：10→シンガポール19：15（シンガポール観光をして帰国）
参考記事↓
カンボジア入国にはビザが必要
カンボジアに入国するためには、ビザが必要になります。現地空港で取得する方法もありますが、インターネットでのe-visaが簡単・結果的に安い・早い（申請後すぐ）・安心なので、オススメです。
詳しくは別記事に纏めましたので、コチラをご覧ください。↓
カンボジア観光ビザはネット申請e-visaが早い・安い・便利なので申請方法解説します
アンコールワット滞在１日目（シュムリアップに到着）
夕方、ベトナム航空は定刻どおりシュムリアップ空港に到着しました。入国審査ではかなり並ぶと聞いていたので、トイレは機内でで済ませておきました。
今回は飛行機がビジネスクラスだったので、飛行機を先に降りることができ、ほとんど並ばずに入国審査を通ることができました。荷物を受け取っていたら、飛行機が２機ぐらい到着し、気づいたらすごい列になっていました。タイミングが大事です。
ホテル（ソーケク・ブティック・リゾート）に送迎がついていたので、空港から出ると、ネームプレートを持った笑顔♡のトゥクトゥクドライバーの方が待っていてくれました。
シュムリアップのホテルでは、送迎がついているところが多いのですが、ついていない場合でも有料でつけることをオススメします。大小さまざまなホテルがたくさんあるため、タクシーやトゥクトゥクドライバーは、細かい場所まで知らない人が多いのです。
このホテルを知ってるか？と客待ちドライバーに聞いても、乗って欲しいからみんな知ってると言うのですが、乗ってみると細かい場所までは、知らない場合が多いです。
空港からホテルまでの様子と、私の泊まったホテル（ソーケク・ブティック・リゾート）の様子は別記事に纏めましたので、コチラをどうぞ。↓ホテルはかなり時間をかけて選んだので、大正解でした。
シュムリアップ（アンコートワット）のホテルは、スモールラグジュアリーな、ソーケク ブティック リゾートSokkhak Boutique Resortがおすすめ
疲れていたので、夕食はホテルで食べました。メニューは凝ったものはないため、チャーハン系にしました。手前のバナナチップはサービスです。帰りにもお土産としていただいたのですが、味があまりなかった
その日の客は、私たち夫婦だけでしたので、レストランスタッフが、人懐っこくたくさん話しかけてくれました。カンボジアの方の英語は発音がよく、聞き取りやすい綺麗な英語です。それほど英語が上手くなくても、いつも笑顔で接してくれますので、安心です。レストランスタッフは、日本語を勉強しているそうで、仲良くなりました。
アンコールワット滞在２日目
事前にインタネットでクロマーツアー（NHK番組「２回目のアンコールワット」で紹介されていた会社）にコンポンプロック（トレンサップ湖）とベンメリア遺跡のツアー（７時間一人75ドル）を申し込んでいましたので、8：10にガイドさんがお迎えにきてくれました。
雨季のカンボジアのため、車での観光が必須と考えました。それに加え、質の高い日本語ガイドがいると思ったので、カンボジアの観光は、ほぼ全て現地ツアーに参加することにしました。
この日は郊外にある組み合わせのツアーだったため、参加者は私たち夫婦だけでした。普通車での借り切りツアーとなりました。
ベンメリア遺跡
まず、ベンメリア遺跡へ向かいます。
ベンメリア遺跡は、自然に崩れたままの遺跡を楽しめます。映画「ラピュタ」の世界に似ているところです。木のからみつき具合が半端なく、根っこの締め付けが強くて、遺跡が崩れてしまっています。
熱帯雨林、半端ないです。相当な期間、ほっていたため、こんな状態になってしまったのですが、その雰囲気がかえって、驚きを与えており、大人気な遺跡です。
ここは足場が悪いところが多く、つるつるの大き目の石の上を渡り歩くところがあります。私はちょっと油断したときに、見事にすっ転んでしまい、ひじと腰を強打しました（！）やばい、骨にひびが入ったんじゃないかと思いましたが、大事に至らず良かったです。でもひじの痛みは１か月続きました。皆様、お気をつけて。。。
↑大木が遺跡を襲ってる（！）もはや、行き絶え絶えの遺跡。
結婚用の写真撮影しているところに出くわしました。民族衣装が素敵ですね。
ベンメリア遺跡を見学した後、車に戻ると、ドライバーさんがもち米で作られたお菓子（甘酸っぱいものが入ってる）の熱々の出来立てを買ってくれて、とっても美味しかったです。ありがとう、ドライバーさん！出入り付近の屋台で売っているようです。
お昼時になったので、ランチを食べに、レストランへ行きました。ガイドさんにカンボジアの有名な料理は？と聞いたら、アモックというクメール料理（カンボジア料理）をススメられましたので、頼んでみました。ヤシの実をくりぬいた器に、白身魚のココナッツ蒸しカレーが入っていて、美味しかったです。
コンポンプロック（トレンサップ湖）
最後にコンポンプロック（トレンサップ湖）へ行きました。
遺跡ばかりでは飽きるかな、と思ったこともあり、ここを選びましたが、正直、来なくても良かったかな。チョンクニアというシュムリアップに近い方は、しつこい客引きでよくないクチコミが多かったので、こちらにしたのですが、見るものがほとんどなかったです・・。ワニが飼われてるとか、高床式の家があったぐらいかな。
雨季なのに、雨が全然降っていないらしいです。本来なら、家に下の方まで水がきているそうです。日曜日なのに、遊んでいる子どもも見れず、残念でした。
もし行くなら、夕日とセットで行く方が良いと思います。
パブストリート（レッドピアノ）
観光から帰ってから、夕食を食べに、パブストリートにある有名な「レッドピアノ」へ行きました。
パブストリートは、シュムリアップに泊まる人は1回は行くところだと思います。バンコクの繁華街みたいな雰囲気ですが、観光客でいっぱいですので、治安は良いです。
レッドピアノは、映画「トゥームレイダー」撮影中にアンジョリーナジョリーが通ったバーレストランです。２階の、通りを見渡せる席がおすすめです。※オープンエアーのお店で、エアコンはないです。
メニューは、西洋的なハンバーガーなどで、値段はリーズナブルです。味も悪くない。会計後は、「チップを１ドルを置いてって」と机上に書いてあったので、置いて帰りました。
ホテルまでのトゥクトゥクの捕まえ方
トゥクトゥクは、パブストリートの入口あたりにたくさん停まっていて、積極的に声をかけてきます。私の長い旅行歴では、「積極的な人は悪いことも積極的にする」という経験値があります。つまり、ぼられる可能性があるということです。そのため、できるだけ、トゥクトゥクが少ないところで、気が弱そうな人（＝声があまり大きくない人）にこちらから声をかけて、交渉しました。
5日間の滞在中何回かトゥクトゥクを利用しましたが、ホテル⇔ナイトマーケット間は２ドルで交渉が成立しました。（３ドルと言ってきても、２ドルといえば、簡単に引き下がってくれます）
但し、〇〇ホテルは知ってる？と聞いても、みんな「知ってる！」と言うのですが、小さなホテルだったため、ほぼ１００％細かい道までは分からなかったです。wifiを持って行っていたので、グーグルマップで私たちが道案内してたどり着きました。
wifiは、何事にも対応できるようになるので、持っていった方が絶対良いです。
