瀬戸内国際芸術祭2025-『女木島』と『男木島』1日で巡る見どころ、ランチ~①女木島編~

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瀬戸内国際芸術祭の会場の島の中で、高松港から一番近い島の女木島と男木島。アクセスが良く、高松港から女木島が20分、男木島は女木島から20分の島と、1日で2島巡るのがオススメです。

もしお昼頃に高松に到着した場合には、女木島か男木島のどちらかを午後に巡るのも◎

それでは、女木島の行き方、アートの巡り方、ランチ情報などを書いていきます。(男木島編はコチラ

女木島への行き方

乗船券売り場は、高松港の乗船券売り場の建物の外側に窓口(高松駅から遠い側の海側)があります。

↑写真の赤いコーンのあるところから並び、出航時間の30分前に窓口が開きます。(ベストな無駄のない)高松港→女木島→男木島→高松港と回る場合には、ここでは高松港→女木島の片道キップを購入します。高松→男木島までの乗船券を買って、女木島での途中下船はできませんので、注意です。

混み合いますので、乗船券売り場に30分前には到着することをオススメします。

乗船券を買ったら、3番の桟橋に並びます。何人か並んでいるところです。手前が先頭で、乗るのは、桟橋出たところです。(他の島へ行く際と、ちょっと違う感じです)

女木島・男木島へ行くフェリーは、「めおん号」といって、コロンとして、とっても可愛いので人気があるんですよ。

女木島・男木島を1日で2島回る場合の船の時刻は?

めおん号の特徴として、高松港→女木島→男木島/男木島→女木島→高松港と回ります。そのため、帰りの船を考えると、女木島に先に行ってから、男木島に行く方が、帰りに男木島の始発に乗れることになり、満員で乗れないことがなく、座れる可能性が高くなります。

★私的ベストルート(時間)
  1. 高松発8:00→女木島8:20着(女木島滞在4時間ランチ含む)※アート鑑賞時間は9:20~なので、まず、洞窟観光をする。
  2. 女木島12:20発→男木島12:40着(男木島滞在4時間20分※但しアートの鑑賞時間は16:30まで
  3. 男木島17:00発(最終便)→高松港17:40着 お疲れ様でした。

船は2時間に1本ですが、8/1~20の期間だけは、高松ー女木島間の船が倍増(1時間に1本)されます。

行く時期(会期)はいつ頃が良いか?

一番のおすすめは、ズバリ春か秋会期です。高松から一番アクセスが良いため、最初の春会期は大変混み合う傾向ですが、気候的には春会期もおススメです。夏会期は徒歩で回る両島では、暑いです。

但し、さきほど書いたように、夏会期に行く場合には、8/1~20は船の便が倍増されるので、2島回るにはフレキシブルに回れるので、良いかもしれません。

女木島の移動手段は?

洞窟までは、往復バス(船の時間に合わせて出ています)を利用し、後は徒歩で回れます。洞窟以外のアートは、海沿いにありますので、道が広く、坂がほぼないため、歩きやすいです。

そして遊び心のあるアートがいっぱい。大人から子供まで楽しめます。

女木島のアートの回り方/見るべきアート

船を降りたところは、カモメのアートがいっぱいです。(300羽があちこちにいます。)風が吹くと、向きが変わる風見鶏方式。

鬼々島大洞窟

船の到着に合わせて、鬼々島大洞窟までのバスが出ていますので、下船してすぐの建物内でバスの乗車券を往復分を購入してください。
高松発8:00のフェリーに乗った場合は、全員が乗り込んだ8:30頃バスが発車し、帰りは洞窟発9:40のバスに乗り、港まで戻ってきます。また、アートがある島の西側(住吉神社近く)で途中下車もできます。室内のアート鑑賞時間は9:20~ですので、ちょうど良い時間になります。

バスは、建物を入った方とは逆の出口を出て、すぐにバスが停まっています。お客さんが多いときは、2台目も出るので、安心してください。

この建物内には、コインロッカーもあります。ロッカーに入らない大きな荷物は受付で預かってくれます。また、レンタサイクルもありますので、島の遠く(恋人岬)まで回ってみるのも良いと思います。

入洞料は、瀬戸芸のパスポートを提示すれば割引があります。

洞窟は、桃太郎伝説で有名で、女木島の観光の目玉となっています。(瀬戸芸期間外でも、通年営業)洞窟が造られたのは、紀元前100年頃と言われていて、中国広州にある洞窟の彫り方と同じなので、そこから渡ってきた人と交流があったとされています。


香川県観光協会公式HPより。

洞窟の中に入ると、ひんやりしています。中はかなりの広さがあり、部屋のようになってたり、人が生活してた跡があり、興味深いです。そして、鬼(作り物ですが)が時々出てきてびっくりします。

洞窟内のアート

1、洞窟内の壁画/村山悟郎

全部で3つ壁画がります。左から①洞窟入ってすぐ左側の小さな壁画、②もうちょっと行ったところ左側の中ぐらいの壁画、③最後の方の左側の大きな壁画です。

帰りのバスの時間に合わせて、出るようにし、バスで港まで戻ります。

港でバスを降りたら、島の方を向いて(海を背)右へ歩き出してください。右側にアートが集中しています。

20世紀の回想/禿鷹墳上

海風に吹かれて、素敵でした。フランス映画に出て来そう。

ピンポン・シー/原倫太郎+原游

自由な発想の卓球台が置いてあり、ラケットと球は借りられます。是非是非遊んでみてください。想像以上にめっちゃ楽しかったです。

左の台は、上から吊られていて、ゆらゆら揺れる卓球台。右側は場所によってカーンと音が鳴る楽しい卓球台です。

あと、台が木琴になっていて、球がバウンドする毎にいろんな音する卓球台も♪

いのちの詩・あまのおと/柴田あゆみ

神秘的な作品でとても綺麗でした。

ガラス漁具店/柳建太郎

ガラスで出来た釣り針が何百個、天井から下がっていて、めっちゃ綺麗!

前回の瀬戸芸でアーティストさんにお会いして、色々教えてもらいました。漁師もしている、いかつめの方(失礼!)で、超面白くて、繊細なアートとのギャップが凄かったです。

ヨガ教室/中里エロス

ブランコを漕ぐと、上のしかけが回って、音がでたりして体験型の楽しい作品でした。

女木島名画座/依田洋一朗

実際にロス近郊で取り壊される映画館から、イスを取り寄せたそうです。古き良き時代のオシャレな映画館です。チャップリン等3作品が上映されています。

ナビゲーションシステム/ニコラ・ダロ

チョコチョコと動く仕掛けになっていて、風景と一緒に楽しめる空間です。

 

女木島のおすすめランチ

カフェ&アンティーク鬼ヶ島倶楽部

こちらの奥様は、料理の大会で何回か入賞されていて、ランチ(1000円)の小鉢一品一品にこだわりがあって美味しかったです。ランチは要予約。火~木休み。

最後に

女木島は、洞窟、遊べるアート、食べるアート、コンサートイベントなど、総合的に満足度の高い島でした。アクセスも良いし、オススメです。

この後、男木島へ行きました。女木島→男木島の乗船券売り場は、バス乗車券を売っている建物を海と反対側の出口から出て、左横の小屋で販売しています。↓若干分かりにくいので注意。

男木島編へ続く。

瀬戸内国際芸術祭2025-『男木島』と『女木島』1日で巡る見どころ、ランチ~②男木島編~


最後に私が参考にしたガイドブック(2種類)です↓