瀬戸内国際芸術祭2025-『男木島』と『女木島』1日で巡る見どころ、ランチ~②男木島編~

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3年に一度開催の瀬戸内国際芸術祭の会場の1つである、香川県高松市の離島、女木島と男木島のアート巡りに行ってきました。

瀬戸内国際芸術祭の会場の島の中で、高松港から一番近い島の女木島と男木島。アクセスが良く、高松港から女木島が20分、男木島は女木島から20分と、1日で2島巡るのがオススメです。

もしお昼頃に高松に到着した場合には、女木島か男木島のどちらかを午後に巡るのも良いですね。

それでは、男木島アートの巡り方、ランチ情報などを書いていきたいと思います。(今回は女木島からの続編②男木島編です)

行き方等は、前編の①女木島編(行き方は2島巡る船のオススメルートなど)を見てね。

男木島やアートの特徴は?

男木島のアートは徒歩で回れますアートはあっと驚くものや、有名な画家(川島猛)の作品、楽しいもの、伝統工芸なものなどです。

アート巡りしながら、海が見渡せて景色も堪能できるのも◎

古民家の素敵なランチ処やカフェが多く、芸術祭が終わってもまた行きたいと思える島でした。それもそのはず、瀬戸内国際芸術祭が2010年に始まってから、島の活気が出て人口が増え、島の小学校が再開された沸騰してる島です。

猫の島としても有名で、たくさんの人懐っこい島猫ちゃんたちとも触れ合ってみてください。

男木島のアートの回り方/見るべきアート

船を降りた目の前、乗船券売り場やトイレがある建物自体がジャウメ・プレンサさんの作品です。いきなりおしゃれ。

余裕があるうちに、帰りのフェリー乗船券を先に買っておきましょう。トイレは、↓建物の外に入口があり、綺麗なので是非ご利用ください。

港では何匹か、猫ちゃんたちがお出迎え。人懐っこい猫たちは人気ものでした。白い靴下を履いてるみたいなこの猫ちゃん、一番堂々としていたのでボス猫なのかな?

それでは、オススメのアートを見ていくルートでご紹介します。まず、港の先程のおしゃれな建物の真裏にある鳥居をくぐって、急な坂道を登っていきます

 

登りきった突き当りを、左へ行くとアートが集まっています。突き当りすぐ左手に「ダモンテ商会」というおしゃれなカフェが目印です。(後ほど、ランチコーナーで詳しく書きますね)

川島猛とドリームフレンズ

ニューヨークで約50年活躍されていた、有名な画家、川島猛さん(高松市生まれ)の作品です。ぐるっと川島さんの特徴的な可愛い作品に囲まれた空間になっていて、優しい気持ちになれる作品でした。

ちなみに、川島猛さんは高松の商店街(丸亀町商店街)のデザインもされていて、とっても可愛くて楽しいデザインです。

↓(高松中心部三越南の商店街)広場の床のモザイク柄。ここから南に100mぐらい川島猛さんデザインの床のモザイク柄が続きます。ベンチも楽しいデザインなんですよ。

ちなみに広間の上を向くと、ガラスのドームになっていて、ミラノのガレリアのようです。高松の商店街は、活気のある日本一長いアーケードになっており、有名なので是非。

アキノリウム/松本秋則

ここは大人気で、外のテントまで並んでいたりしますが、中で待てるぐらいであれば、あと10分ぐらいの待ち時間ですので、並びましょう。もし外のテントにもたくさん並んでいたら、後でまたここを通りますので、後回しにしても良いです。

木でできた遊び心のある楽器が、モーターで風を起こして、次々にコロコロコロ、カタカタカタ~と鳴っていく、とっても楽しい仕掛けになっています。

実物はコチラ↓ 2階に上がると、鳴っているところを真近に見ることができます。木の音がなんとも優しい音色で心地よくて、ずっと居たかったです。

漆の家/漆の家プロジェクト

漆塗りで壁を塗った、壁自体がアートです。漆独特の艶が上品です。丁寧に何度も重ね塗りした、香川県の伝統工芸とアートの融合した上質な作品です。

部屋の中の部屋/大岩オスカール(ブラジル・アメリカ)

建物の中に入ると・・・

あれ?90度傾いてる!床が壁になってる。トリック写真が撮れるインスタスポットにもなります。大岩オスカールさんの作品は、どれも楽しいです。

ここから元来た方へ戻ります。ダモンテ商会のカフェを通り過ぎて、さらに行くと、路地壁画プロジェクトの素敵な壁を通り過ぎて、

生成するウォールドローイング-日本家屋のために/村山悟郎

古民家の壁に描いた作品です。女木島の洞窟の中にも同じアーティストの絵がありますが、白が入った伸びのある筆遣いが特徴的です。(余談ですが、村山悟郎さんは背の高いイケメンだそうです)

古民家の元々の壁の雰囲気を崩さずに、調和させて描いてありました。微妙なタッチが、日本人ならではの感覚だと思いました。

歩く箱舟/山口啓介

この作品は、私のとっても大好きな作品です。他の作品よりちょっと離れているのですが、時間があれば是非見て欲しいです。男木島港から徒歩30分ぐらいで、途中の作品を見て、猫や海を見ながら歩くと、あっという間です。

男木島のおすすめランチ

円(まどか):地魚料理

港から見える位置でして、フェリーを降りて、左前の坂を少し登ったところ(徒歩3分)にあり、席から港が見渡せます。

地元の方が経営しているお店で、魚料理の定食が美味しかったです。

営業時間:11:00~17:00 水曜日定休
予約☎:087-873-0703

ダモンテ商会(カフェ)

クオリティの高い自家製のパン、いのしし肉のホットサンドや焼き菓子、ドリンクのお店。お店の横のデッキでイートイン可。

私は焼き菓子、パン、チャイ(スパイスを使った本格派!)を買って帰ったのですが、全て本当にめっちゃ美味しかったです。私の中でトップ3に入るクオリティ。このお店に来るためにまた、男木島に行かなくてはと思っています。コーヒーも美味。

取り置きをしてくれるので、私は到着時に種類が多いうちに購入し、アートを見る間預かってもらい、帰りに引き取っています。(キャッシュレス決済可)

お店の方のHPを見たら、小麦をご自分で育ててるそう。すごい愛情で作られているようです。パンの通販もされています。

営業時間:8:30-17:00 不定休

ゆくる

囲炉裏のある古民家の素敵なカフェです。ランチはお魚の定食と、お肉の定食があります。

(カフェ)11:00~
(ランチ)11:30~14:00 閉店16:00(L.O. 15:45)

最後に

男木島は歩いて全て回れ、アートの数も多く、見ごたえがありました。おしゃれなランチ・カフェもあって、瀬戸内国際芸術祭が終わっても、また行きたいなと思っています。

今度は、猫ちゃんたちをじっくり見に行く旅を企画してみたいと思います。

以上、男木島編でした!

男木島のお隣の女木島編はコチラ
最後に私が参考にしたガイドブック(2種類)です↓